“いも焼酎”は女性にも親しまれ、ロック、お湯割りなどお食事しながら飲むお酒として定着しています。 ”いも焼酎”の原料であるサツマイモの持つ独特の「甘み」「香り」が人気の秘密かもしれません。 ここでは、いも焼酎「五島灘」の主な原料となるサツマイモの秘密や背景をご紹介いたします。 |
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焼酎の原料であるサツマイモは、穀類に比べ、でんぷんの含有物が少なく水分が多い為、長期保存には適しません。良質のものを毎日計画的に仕入れる必要があり、酒類の原料としては本来不向きと言えます。芋焼酎の製造時期が、収穫時期である夏から秋にかけて集中するのはこのためです。
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”いも焼酎”の品質は、@新鮮で良質なサツマイモの確保、さらにA徹底した選別作業が命題となります。
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サツマイモの生産量は、鹿児島県、茨城県、千葉県、宮崎県、徳島県が全国のトップ5県。鹿児島県が40%を占める生産高を誇っています。 ”いも焼酎”がサツマイモの主産地である鹿児島県・宮崎県南部に集中するのは「生産量」の多さのためです。
五島列島は、全国9位の長崎県にあって、第2位のサツマイモの生産地です。五島列島の温暖な気候と強い日差しが良質なサツマイモを育んでおります。また「島」の土壌は、養分をあまり必要としないサツマイモの栽培に適しているといわれています。
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かんころ餅
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また、五島には「甘古呂餅(かんころもち)」という特産品があります。 甘古呂餅(かんころもち)は、「長崎特産の甘藷(サツマイモ)を薄く輪切りにし、湯がいて天日で干し上げもち米と蒸して搗き合わせ、お餅に仕上げたもの」です。もち米の貴重だった時代にその量を増やすために作られ、冬の間の貴重な保存食でもあったようです。 今では五島の「お土産」には甘古呂餅(かんころもち)といわれるほど、五島とサツマイモの関係は深いつながりとなっています。
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「新上五島ブランド商品の開発と新しい農林業の育成」を公約とする井上新上五島町長のご意見と「荒廃した畑を復活させたい」、「島のために役立つ何かをしたい」とする五島灘酒造の初代社長(故・田本修一)の考えが、上五島(地元)産のサツマイモを原料とする「いも焼酎」となっていったようです。
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いも焼酎「五島灘」の原料となるサツマイモは、上五島で収穫された「黄金千貫(こがねせんがん)」という品種を使用しております。黄金千貫という名前は、「収量が高く一反(10アール)当たり千貫(3.75kg)獲れるというところから付けられたようです。 黄金千貫は、表皮が黄金色で中身は白みがかった色をしており、蒸すとホクホクと蒸し上がります。黄金千貫にでんぷん質が豊富だからで、食べてもほどよい甘みがあり、おいしくいただけます。 この「でんぷん質」の豊富さが、いも焼酎「五島灘」の旨さにつながっているのだと思います。
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